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​烏

綺麗な言葉が並んだ本

読み終えた僕は灰色

 

傘はいらない位止んだのなら

少しだけ窓を開けよう

 

夢は叶わないと知ったとき

空っぽな黒に包まれたように

 

誰かのしあわせ願うフリで

演じる今に疲れたね

 

 

また会う日を思って放した手は

何かを掴めないまま

透明な羽になった

 

さよならをまだ言えずに

明日が来る事震えてるなら

見えないままの翼広げ

飛び立とう今心の中で

また冷たい雨の降る前に

 

 

 

劇場の外で解ける魔法

いつしかかからなくなったのは

 

眩しい陽を見て痛む両目に

写るもの溶かしたから。

 

羽を休める場所はお前には無い

誰かの投げた石に

翼をもがれた今なら

 

さよならを今言わずに

明日が来る事許せないから

自由などない痛みをまだ

受け止めていくんだ 

立ち向かいたいんだ

また足を止めたくなる前に

 

 

 

さよならをまだ言えずに

明日が来る事震えてるなら

見えないままの翼広げ

飛び立つんだ今

 

さよならを今言わずに

明日が来る事許せないから

自由などない痛みをまだ

受け止めていくんだ 

立ち向かいたいんだ

また足を止めたくなる前に

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